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TITLE 序章03 「新生の時代へ」 2014.05.30

 

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 戦火の音はなく、柔らかな風が頬を撫ぜる。

 小鳥の囀りさえ聞こえるこの大地は、死後の世界なのではないだろうか……。
 そんな子供じみた想像ゆえに、おれは目を開くのを躊躇っていた。

 恐る恐る目を開けてみると、目の前には見慣れた青い髪の毛が揺れていた。


「お! 目を覚ましたか!?」

「……レノさん? ……おれ達は……?」


 周囲には草花が生い茂り、おれ達は草原の真ん中で寝そべっていたらしいことがわかる。
 先程までおれ達は、荒野といっても過言ではない、戦火に焼かれたカルテノーの大地で戦っていたはずなのに、だ。

長き眠りの果てに


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TITLE 序章08 「砂の都へ」 2014.03.28

 

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「大体なあ、アンタら、どういう権限があって──」

「待て、動くなっ!!」

「えっ?」

 レノが立ち上がって、動こうとしたブレモンドを制止した。
 同時に、風を切る音。

 ヒュンッ、ダッ!!

飛来



「ひょわッ!!?」


 目の前に突き立った矢に飛び上がるブレモンドと対照的に、俺達は腰の剣に手をかけていつでも動ける準備をする。

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TITLE 序章07 「検閲」 2014.03.28

 

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 自然と目が覚める。

 レノも同じ頃に目が覚めたようで、ゴーグルを外して目をこすっていた。


「……夢、か」

「おう、お前も起きたか」

 レノがニッ、と白い歯を輝かせて笑う。

「ん? ……おっ、アンタら目を覚ましたか!」

 俺達に気付いたブレモンドが、レノのそれに勝る輝きを見せて笑った。

ブレモンド

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TITLE 序章06 「星の呼び声」 2014.03.28

 

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 ──…………て……


 誰だ、おれを呼ぶのは?


 ──……ん……て……


 うるさい……。寝させてくれ……。


 ──か…………えて……


「ええい! うるさ──……い?」


 執拗に呼びかける声に、耐えかねて声を張り上げる。

 あたり一面に広がるのは、何もない空間。

 永遠の闇の中。

 浮かんでいる感覚にようやく、これは夢だと気付く。


夢の中で



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TITLE 序章05 「旅は道連れ世は情け」 2014.03.27

 

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 ──翌朝、中央ザナラーン地方

「いやー助かったぜ、御者のおっさん!」

「なあに、困った時はお互い様じゃよ」


 なんとか見つけた街道沿いに躍り出たおれの連れは、なんと本当にチョコボキャリッジを見つけてきた。


「いやマジで助かったって! 今度、格安で用心棒やるわ!」

「ほっほ、そりゃ助かるわい!」

「ウルダハのギルドに登録してあるから、名前を見つけたら呼んでくれて構わないぜ!」

「おぉ、そん時は頼むぞ!」

「おう、任せな!」


チョコボ・キャリッジ

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