TITLE スポンサーサイト --.--.--

 

ENTRY
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
TITLE ちょっとずつ 2014.03.31

 

ENTRY
 
 ちょっとずつ更新作業。

 序章1~7と、砂の章1、2の加筆修正完了。
 画像が用意できたら画像の差し替えも随時行います。



 真面目な路線を貫きたい(´・ω・`)
スポンサーサイト
 
 モモディからパパシャン殿が腕利きの冒険者を探していると聞いて、俺達は操車庫までやってきた。


「ジーク、頼む」


 情報収集の際、俺達二人は役割を分担していた。
 俺が話をして、レノがその様子を探る。
 察しのいい彼に任せているのは、対象者の素振りの観察だ。
 今回も例によって、同じように話を聞く。


「ああ。……失礼、貴殿がパパシャン殿か?」

「む? いかにも、私がパパシャンですが……はっ! モモディ殿がよこしてくれた冒険者殿ですかな?」

「ああ、貴殿が人手を必要としていると聞いて」


 おお、とパパシャンは嘆息し、改めて俺達に向き直った。


「実は私、とある良家のお嬢様のお目付け役でもあるのですが、そのお嬢様が、ふと目を離した内にどこぞへと行ってしまわれて……私は此処の所長職ゆえ、探しに行くこともままならぬのでございます」


パパシャン


「良家のお嬢様? 特徴を教えて頂いても?」

「ええ、ええ、リリラお嬢様は桜色のターバンに、同じく桜色のチュニックをお召しになってございます。見目麗しいお嬢様でありますゆえ、一目見たらお分かりになるでしょう」

「パパシャン殿。『リリラ』ってことはララフェル族なんだな?」

「そうでございます! どうか、どうかお嬢様を……」

「……了解した、他の冒険者を派遣していない方角は?」


 パパシャンが指差した方向を仰ぐ。
 聳え立つは巨大樹。その名も"ササガン大王樹"。
 かつて、ウルダハに現在のウル王朝を創立した、ササガン・ウル・シシガンの名を宿した大樹である。


「なるほど。……よし、行こう」

「あいよ」

「頼みますぞ、冒険者殿!」


 走り出そうとして、ふと思い止まる。


「そうそう、申し遅れた。俺はジークベルト・グラディアトール。こっちはレノ・ア・アレ。以後、お見知りおきを」

「よろしくな、パパシャン殿!」

「承った! お嬢様をお願い致します!」

 

»Read more...

TITLE 砂の章01 「流砂の如く」 2014.03.28

 

ENTRY
 
 砂漠の商都・ウルダハへと到着した俺達は、まずは冒険者ギルドで情報を集めることにした。
 酒場・クイックサンドの女将なら知らないことはないだろう。


「ジーク。俺は不滅隊の本部に行ってくるから、お前は姐さんのとこへ頼む」

「わかった」


 不滅隊の方はレノに任せて、俺は冒険者ギルドの厄介になるとしよう。


ウルダハ

»Read more...

TITLE 序章08 「砂の都へ」 2014.03.28

 

ENTRY
 
「大体なあ、アンタら、どういう権限があって──」

「待て、動くなっ!!」

「えっ?」

 レノが立ち上がって、動こうとしたブレモンドを制止した。
 同時に、風を切る音。

 ヒュンッ、ダッ!!

飛来



「ひょわッ!!?」


 目の前に突き立った矢に飛び上がるブレモンドと対照的に、俺達は腰の剣に手をかけていつでも動ける準備をする。

»Read more...

TITLE 序章07 「検閲」 2014.03.28

 

ENTRY
 
 自然と目が覚める。

 レノも同じ頃に目が覚めたようで、ゴーグルを外して目をこすっていた。


「……夢、か」

「おう、お前も起きたか」

 レノがニッ、と白い歯を輝かせて笑う。

「ん? ……おっ、アンタら目を覚ましたか!」

 俺達に気付いたブレモンドが、レノのそれに勝る輝きを見せて笑った。

ブレモンド

»Read more...

 | Home |  Next Page »
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。